ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドローム
(略称ロコモ)とは
運動器(骨・関節・筋肉・神経など)の障害によって「立つ」「歩く」などの移動機能たが低下した状態をロコモティブシンドローム(ロコモ)といいます。
ロコモティブシンドロームの原因
ロコモの原因となる疾患は、骨粗鬆症(骨折しやすく、腰が曲がって歩けない)、変形性膝関節症(膝が痛くて歩けない)、腰部脊柱管狭窄症(腰痛、坐骨神経痛出歩けない)、サルコペニア(筋量低下による身体能力の低下)などがあります。
ロコモは高齢の方に多く、早ければ50歳代からロコモになる恐れがあります。健康寿命を延ばすためにはロコモ予防が大切です。
予防方法
年齢とともに骨や筋肉の量は低下していきます。ロコモ予防のために、骨や筋肉の健康を維持するには、適度な運動が必要です。できるだけ普段から運動することを習慣づけることと軟骨や椎間板にも適正な運動負荷をかけておくことが大拙です。
ロコモ度をチェック
次の7項目のうち、ひとつでも該当する項目があれば、ロコモティブシンドロームが考えられます。チェックをしてみて1つ以上当てはまるという方は、0を最終的な目標としてロコトレを開始するようにしてください。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
- 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
ロコトレ(ロコモーショントレーニング)について
ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト より
いつまでも元気な足腰でいるために2つのトレーニング「片脚立ち」と「スクワット」(トレーニング方法へリンク)があります。ご自身に合った安全な方法で無理せず行いましょう。